ジョージ・タケイの発表
2008年5月16日
カリフォルニアにて"結婚の平等"が認められました。
ジョージ・タケイ
> 原文( original text )
私達のカリフォルニア・ドリームは、現実のものとなります。
ブラッド・オルトマンと私は、結婚することが可能になりました。
私たちは、とても嬉しく思っております。
同性のカップルのための結婚権利に対する障害は全て取り払われ、
私たちは、わたしたちの州の全ての市民と対等になることが出来ます。
カリフォルニア最高裁判所は、すべてのカリフォルニア住民には、彼または彼女が愛する人と結婚する基本的な権利があるという決定を下しました。
ブラッドと私は、21年以上もの間、人生を共にしてきました。
私たちは仕事のパートナーとしても一緒に取り組んできました。
彼は、私のキャリアのビジネスサイドをマネージし、私は役者として活動しています。
私たちは、ヨーロッパからアジア、オーストラリアまで、共に世界を旅しました。私たちは、喜びだけでなく、苦悩の時も共有してきました。
彼は病を患った私の母の面倒をみるのを手助けし、彼女の人生の最後の年月を、共に過ごしてくれました。
彼は私の愛する人であり、彼のいない人生は想像できません。
今、私たちは結婚のすべての尊厳とそれに伴う責任を持つ事になります。
私たちは、その事を心から受け入れます。
カリフォルニア最高裁判所は、同性婚と -- 同性パートナー -- いかなる結婚のかたちに対し、
私たちの憲法が定めるすべての人は、法の下において平等であり
いかなる差別もなしに法の平等な保護を受ける権利を有すると定めました。
もう「分離平等政策」は終わりだ。二流市民権はもう必要ない。
ブラッドと私は、私たちの州の正式な住民として、結婚します。
日系アメリカ人として、私は法律が負わすことのできる捕らえにくい差別において敏感です。
第二次世界大戦の間に、私は米国の捕虜収容所の有刺鉄線フェンスの向こうに抑留され、成長しました。 真珠湾が爆撃され、そして我々が真珠湾を爆撃した人々のように見えることから、日系アメリカ人は駆り集められ、投獄されました。
恐怖と戦争ヒステリーは、国を襲いました。
大統領による行政命令は、国家安全の問題として、日系アメリカ人の収容を指示しました。
現在、時の経過と共に、我々はそれを振り返り、それをアメリカの歴史の恥ずべき章とみなします。
ジェラルド・フォード大統領は、我々を収監した大統領命令(日系人強制収容措置)を、取り消しました。
ロナルド・レーガン大統領は、不当な投獄について、正式に謝罪をしました。
ジョージH.W.ブッシュ大統領は、生存者に対する補償金への支払いに、署名をしました。
それはアメリカの歴史のなかでも、悲劇で暗い汚点でした。
時代と共に、同性結婚への反対もまた、我々の歴史において古風で不名誉な一部と見なされるだろうと
私は思っています。
米最高裁のアンソニー・ケネディ判事が同性結婚について意見を述べています。
「時代は、我々に特定の当たり前のことを見失わせ、そして、後世では必要かつ適切と思われたかつての法律が、実際には、ただの抑圧であったとわかるでしょう。」
今のところ、ブラッドと私は、どこで、いつ、どのように結婚しようか、非常に心地よいジレンマを楽しんでいます。
結婚の平等までには、長い時間がかかりましたが、上等のワインの様に、そのブーケも極上のものとなるでしょう。